水素水の研究

医療方面への水素の応用

 

1975年、世界的に有名な雑誌「サイエンス」において、水素水の吸入による悪性黒色腫の治療効果が発表されました。
悪性黒色腫は悪性度が高く、治療法は2種類と限られていたこともあり、当時の科学者はガンの発生と細胞の酸化には関係があり、水素水ならその抗酸化作用でガンの治療ができると考えました。
しかし、実験には2つの問題がありました。1つは、吸入のため気化した水素水は空気と混ざると爆発する恐れがあること。もう1つは水素は液体に溶けにくく身体に届く量が少ないことでした。そこで科学者は気体の圧力を8atmまで上げることで、燃えにくく液体への溶解度の高い状態を作り出し、これらの問題を解消しました。
そして、この大気圧下で作り出された水素水を連続して14日間吸入すると、悪性黒色腫に治療効果があると証明することに成功したのでした。
しかし、この方法は気体を圧縮する装置が大がかりで操作が危険を伴うなどの欠点があり、それ以降は水素濃度を4%以下にして燃えやすさを回避する方法が採用されるようになりました。そして溶解度の問題をクリアできないまま、水素水の治療への応用は次第に研究されなくなりました。

 

日本人の快挙

 

2007年、日本医科大学太田成男教授が2%の水素水吸入による一過性脳虚血発作(TIA)の治療を動物実験で成功させました。
太田医師は水素水の治療効果は抗酸化作用とフリーラジカルの中和作用にあると仮説を立て、その上で水素水が選択的抗酸化物質であることを証明し、再び生物学会に一石を投じました。

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